中村明日美子『O.B.(2)』ネタバレ感想｜草壁×佐条はもちろんハラセンも！

『O.B.』2巻の感想レビューです！
表紙から”ハラセン→佐条くん←草壁”の構図でとってもかわいいですね。

本記事は『O.B.(2)』のネタバレを含みます。
未読の方はご注意くださいませ！

＼「同級生シリーズ」一つ前の作品はこちら／

『O.B.(2)』こんなワードが刺さる人におすすめ！

#同級生
#黒髪受け
#メガネ受け
#バンドマン
#大学生
#教師
#元教え子
#モデル
#生徒×教師

登場するのは3カップルで、そのうち2組が生徒×教師です！
生徒×教師がお好きな方にもおすすめかも。

『O.B.(2)』書誌情報

著者	中村明日美子
レーベル	EDGE COMIX
出版社	茜新社
発売日	2014年2月15日

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『O.B.(2)』カップリング

草壁 光…バンドマン＆バイト生活

×

佐条 利人…大学生

さらにソラノ×ハラセン、ソラノ→フジノ、響×有坂先生とサブカプ多め。

『O.B.(2)』超個人的レビュー！

ストーリー
絵
エロス
成人するまで待ったハラセンとソラノ偉い

エロスなパートは全く期待しないでください！笑

教師と生徒の恋愛ものは、法律とか条令とかが気になってしまって楽しめないタチなのですが、ハラセンは我慢できる（？）大人でした…

『O.B.(2)』ネタバレ感想

1巻は、有坂先生がずっと会っていなかった娘さんと会う直前で終わりました。

#4後編<有坂と響>

娘と初めて対面している有坂先生のことを思いながら、響はカフェの周りをウロウロ。

娘さんは「お父さん」と呼んでくれるよい子に育っていましたが、両親が離婚した理由（＝有坂先生がゲイだということ）は知らない様子です。

有坂先生は気合を入れて胸元の開いたトップスとか着てきちゃったもんだから、娘さんは恋人の気配を察知します。

正直に打ち明けるため響をカフェに呼ぶ有坂先生。

謝る有坂先生に娘さんは怒って店を飛び出します。

響と出会って「僕だけの幸せ」を見つけられたと言う有坂先生。

関係も一歩進みそうな感じですね。

#4.5<草壁と佐条>

京都の佐条くんの家でお泊まりデートの朝。

背中に文字書くのエロ！！　佐条くんの背中が色っぽすぎるから！！

「明日帰る」と伝えた草壁に、泣きかける佐条くん。

佐条くんは「女子供じゃないんだから」とか言っちゃって、しっかり”男の子”なんですよね。

#5<空乃とフジノ>

ソラノの中学の同級生で片思い相手だった野球部男子フジノくん登場です。

サラリーマンになったフジノは、職場の女性が読んでたメンズファッション雑誌にソラノの姿を発見します。

その子に頼まれサインをもらうために久しぶりに会う2人。

「部活もクラスも違うのに、なんで俺たち仲がよかったのか」と改めて疑問を持ったフジノ。

ソラノは「俺がオマエに会いに行ってたからに決まってんだろ」と答えます。

ラストの短髪ハラセン、素晴らしいですね！！！

#6<原と空乃>

#5のすぐ後、ホテルでどっちがどっちを担当するかで争うハラセンとソラノ。

結局ソラノ×ハラセンで一戦交えたけれど、うまくいかなかった様子です。

次のデートの日取りを決めるために予定を確認している流れで、ハラセンのお母さんがもう亡くなっていることが明かされます。

父親にカミングアウトしようと考えているハラセンに、「あんたはすっきりするかもしんないけど……」とこぼすソラノ。

結局父親に何も言えなかったけど、ソラノがいてよかったと言えるハラセンなのでした。

#7<光と利人>

朝ごはん作って起こしに来てくれる佐条くん最高。

外を走る子どもの声とか、谷くんのデキ婚とかで子どもについてぐるぐる考えちゃう佐条くん。

「なにもかもは無理でしょ」って草壁のセリフは金言ですな！

そして佐条くんからのプロポーズ！！！　可愛すぎる大好き！！！

同じ名字になるのだからと、ついに「利人」「光」と呼び合うことになった2人でした…

『O.B.(2)』の個人的ポイント！

私にとって、中村明日美子先生は作家買い対象の作家さんなので、この『O.B.』ももちろん発売当時に読みましたが、久しぶりに読み返してみたら「こんなにサブカプ率高かったっけ…」となりました。

草壁×佐条だけを見たい方は肩透かしを食らうかも

サブカプの合間に草壁×佐条が挟まる形なので、どうしても2人のお話の分量は少ないですね。
オムニバス形式で、主人公が毎回替わることを念頭に読めば大丈夫だと思います。

でも！　やっぱり最後の佐条くんからのプロポーズは必見です！

草壁×佐条は、続編の『blanc』『home』でたっぷり楽しめますよ！

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