ユノイチカ『夜明けの唄(1)』ネタバレ感想｜骨太ファンタジーBL！

美麗イラストと作りこまれた世界観のファンタジーBL『夜明けの唄』。
キャラもいいし、謎が謎を呼ぶ展開に目が離せません！

本記事は『夜明けの唄』1巻のネタバレを含む感想です。
未読の方はご注意くださいませ！

『夜明けの唄(1)』こんなワードが刺さる人におすすめ！

#年下攻め
#ワンコ攻め
#巫子
#ファンタジー
#体格差
#展開がじっくり

過酷な世界で、運命に抗う2人の物語。続きが気になる～！

『夜明けの唄(1)』書誌情報

著者	ユノイチカ
レーベル	from RED
出版社	シュークリーム
発売日	2021年8月6日

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『夜明けの唄(1)』カップリング

アルト（アルトノウル）…10歳→18歳。村の大工。

×

エルヴァ…18歳（13歳の外見）→26歳（16,17歳の外見）。黒海と戦い住民を守る覡（かんなぎ）。

『夜明けの唄(1)』超個人的レビュー！

ストーリー
絵
エロス
覡様のキャラデザ

キスだけなのでエロは低め。でも夢にまで見ちゃうところがエロい。

『夜明けの唄(1)』ネタバレ感想

ファンタジーが読みたい気分だったので、評判の『夜明けの唄』を読んでみました！

結論：ワンコ攻めさいこうだぜ…

主人公は母が亡くなり叔母に引き取られ、南部の町にやってきた少年・アルト。
舞台はどうやら島国のようで、人々は素朴な服を着て羊を世話し、石造りの家に住んでいてまるで中世ヨーロッパのようです。

アルトが住むデガル村では、覡（かんなぎ）と呼ばれる戦巫子・エルヴァが、人を襲う黒い海と戦って村人を守っています。

覡は年を取らず、髪や肌は白いのに手足には「墨痣」と呼ばれる黒いあざが広がり、任務について数年で孤独のうちに死んでゆくのが定めとされている――というファンタジー世界が舞台！

ある日、アルトは、「危険だから近づくな」と言われている黒海で度胸試しをしていた子供たちを止めようと、夜の海に近づきます。
このとき、エルヴァに助けられたことをきっかけに「みんなを守ってる覡様かっけー！！」と一気にエルヴァの子分に。

ある日、覡小屋を訪ねてきたのは、修道院から派遣された調査員・レティとその護衛・コノエ。
人を襲う黒い海、黒い海と戦える覡、いきなり覡に選ばれる子ども「花付き」など数々の謎をレティは調査しているようですが、進展はない。

もうエルヴァにベタ惚れのアルトは覡小屋に通って、エルヴァのお世話をするようになっています。

すると不思議なことにエルヴァの墨痣が小さくなり――、8年が経つ頃には指先に少し残るだけに！

アルトも青年になり、村で若い娘に言い寄られたり、周りにはやし立てられたりして結婚を意識するように。

そして、ヤケ酒からのキス！　体格差！！　つま先立ち！！！

2人はいいところなのに、アルトは覡の総本部・修道院にしばらく仕事に出かけます。
「エルヴァを覡様から解放したい」と強く願い、修道院を探索するアルト。

仕事も終わり、エルヴァ様にお土産（大人服）を買い、村に帰る道中、死刑囚を連れた警吏に出会いーー。

『夜明けの唄(1)』の個人的推しポイント！

黒海や覡など、しっかり作りこまれた世界観にどっぷり浸れて、「ファンタジー読みて～」ってときにおすすめです！

今後、謎が解き明かされていくのが楽しみですね。

個人的にグッときたポイントを3つ挙げてみました！

1.エルヴァのキャラデザ

色素が薄い感じとか三白眼とか、この世のものならざる感じが好み～！

2.とにかく一途なワンコ攻め！

アルトはエルヴァ様一筋！　安心して見てられるところがよいですね。

3.絵が綺麗

ユノイチカ先生、この作品が初コミックスだそうですが、絵うますぎません？
アクションシーンも描けるし…素晴らしい！

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