【原作漫画】夏野寛子『25時、赤坂で(2)』ネタバレ感想-スーパー攻め様羽山様

「昼のゆめ」が映画になって羽山と白崎は再共演！　しかも今度はベッドシーン！？　でドキドキが加速する2巻です。

新キャラ山瀬が登場し、白崎にベタベタするものだから人生で初めて嫉妬を感じる羽山。
しかし山瀬が気にかけていたのは実は○○で――？

本記事は『25時、赤坂で』2巻のネタバレを含む感想です。
ネタバレを避けたい方はご注意くださいませ！

『25時、赤坂で(2)』こんなワードが刺さる人におすすめ！

#俳優
#芸能界
#年上攻め
#金髪攻め
#年下受け
#黒髪受け
#先輩×後輩
#再会
#ドラマ化

人気俳優同士のカップルがドラマの続編の映画で再共演！　私生活も仕事も絶好調です。

白崎くんの新人から人気者への俳優サクセスストーリーとしても楽しい作品です！

『25時、赤坂で(2)』書誌情報

著者	夏野寛子
レーベル	onBLUE comics
出版社	祥伝社
発行日	2020年2月25日

＼電子書籍で『25時、赤坂で』を今すぐ読む！試し読みも！／

『25時、赤坂で(2)』カップリング

羽山麻水（はやま あさみ）…モデル出身の超人気俳優。28歳。大学のサークルで白崎の2つ先輩で、白崎に言われた一言が心に残っていて役者業を始めた。悩みがあると煙草を吸う？

×

白崎由岐（しらさき ゆき）…ドラマ「昼のゆめ」でブレイクした売れっ子俳優。26歳。ブレイク後の作品の演技も高評価を得ており、絶賛成長中。欲望に弱いところがある。

『25時、赤坂で(2)』超個人的レビュー！

ストーリー
絵
エロス
新キャラ山瀬の大活躍！

ストーリーは、1巻でドラマだった「昼のゆめ」の続編が映画になって再始動！　新キャストも加わって波乱の予感？　って感じです。

エロスは撮影中の”麻水断ち”でお久しぶりからの騎乗位からの羽山の「早く動いて」が素晴らしくえっちでしたね……

山瀬は柔らかそうなロン毛黒髪の飄々とした掴みどころのないキャラ。白崎との絡みが見物かと思いきや……？

『25時、赤坂で(2)』あらすじ

「昼のゆめ」が映画化され、白崎演じる拓海に想いを寄せる幼馴染を演じる新キャスト山瀬が撮影に加わる。

泊まり込みのロケで温泉旅館に宿泊することになったキャスト一行。
山瀬と白崎の近すぎる距離に、羽山は今まで感じたことのない感情を覚える。

飲み会の席で山瀬は「役と自分がごっちゃになることありません？」と羽山に問うが、それは羽山には理解できない感覚だった。

しかし、山瀬と白崎がキスするシーンを見て突き動かされた羽山は、映画のラストシーンで会心のアドリブを見せ、役と自分が混ざる感覚を少し知るのだった。

『25時、赤坂で(2)』ネタバレ感想

いや～、山瀬好きですわ自分！　自分を攻めと思ってる男×自分を攻めと思ってる男とか最高じゃあないですか！（あくまで成立しないの前提で！）

しかもそれを一番に見抜いてるのが白崎くんなのもいい。賢いというか聡い。
むしろ自分でも羽山への気持ちをわかってなくて、子どものように好きな子（の好きな子）にちょっかいをかけてた山瀬も愛いんだけどね。

さて、白崎くんは高校生役の新しいドラマやバラエティーにも出演して完全に売れました。

羽山と白崎の関係はますます仲良しで、翌日朝5時入りでも寝る間も惜しんで励んでいます。

「麻水さんとすんのが　一番気持ちいいんだもん」ワァーダブルミーニング！！えろい！！

そして「昼のゆめ」が映画化され、羽山・白崎・佐久間が集結し、新キャスト・山瀬が加わります。

山瀬は羽山とのほぼ初会話で感じ悪いんだけど（「女子がキャーキャー見る系」etc）、後から読むと羽山の気を引こうとしてるように見えてかわいいな山瀬。

映画のロケは泊まり込みで行われ、俳優陣は旅館の並びの部屋で宿泊です！
湯上りの上気した顔でお部屋間違っちゃうのはお約束よね。

のぼせて立ちくらみした白崎くんを支える半裸の山瀬を見て、初めて”嫉妬”を覚える羽山！

さて、映画版はドラマより性描写強めにできるからベッドシーンがあるってことでよろしいか？
そりゃマジ恋人とベッドシーンで反応するなってほうが酷でしょ！　ってことで白崎くんが考えた解決法は「セックスすんの休憩っ」でした。

撮影後の飲み会で、山瀬と羽山の演技観の違いが明らかになります。
「役と自分がごっちゃになる」ことがある山瀬と、「インプットしたものをアウトプットしてるだけ」という羽山。
羽山はこの時点ではこんなこと言ってますが（それはそれですごいと思うが）、この「ごっちゃになる感覚」を得てさらに演技に磨きがかかるんですね。

白崎くんは羽山の言う通り、本当に役作りのためにキスとかセックスとかしちゃう危うさがあるからね。（羽山とくっついてからは大丈夫だとは思うけど）

映画の撮影はいよいよラストシーン。そこで山瀬が涼二のセリフに意見を言い出します！　羽山への挑戦状か？

受けて立った羽山の涙から「君を誰にも渡したくない」まではセリフに「」が付いてないので台本通りじゃなくて羽山のアドリブなんでしょうね。

羽山の気持ちが出まくったラストシーンは大好評！

盛り上がった主役2人は倉庫にしけ込みイチャイチャです！
扉を開けてしまった山瀬は羽山のドヤ顔に面喰らい、そのまま扉を閉めて退散。

その後は喫煙所で山瀬がよくわかってないまま羽山に「好きなのかも」という告白（？）シーン！
「一回くらい抱いてあげられたかもしれないんだけど」のスーパー攻め様羽山様！　2巻で一番盛り上がったシーンでした。

描き下ろしの「いい服着てると着衣でせがむ」傾向がある白崎くん、欲望に素直でかわいいね。

＼電子書籍で『25時、赤坂で』を今すぐ読む！試し読みも！／